交通誘導警備の業務は、主に工事現場や駐車場で、車両の誘導を行います。
工事現場では、重機や大型トラック、特殊車両などの出入が頻繁に行われるため、通行者が通る際は、事故が起きないように交通誘導を行います。
工事現場や駐車場を事故から守ることが交通誘導を担う警備員の役割と言えるでしょう。
雑踏警備の「雑踏」とは、「一定の場所に人や車が集中し混雑してしまう状態」のことです。
雑踏警備業務は、混雑した場所で入退場者の整理や車両誘導を行い、事件や事故を未然に防ぐ役割を担っています。
スポーツ競技やお祭り、コンサートのようなイベントは人が多くなりやすく、事件や事故を防ぐために雑踏警備を担う警備員の存在が欠かせません。
2号警備は、イベントの参加者や来場者が安心して楽しむために欠かせない仕事と言えるでしょう。
万が一、イベント会場で事件や事故が起きてしまった際は、早急に事態を収拾し、参加者に不安を与えないようにします。
2号業務は、繰り返し同じ動作をすることがあります。
連続して行い、継続して業務を行うには高い集中力が必要です。
2号業務を担う警備員は、1つのことを集中して、継続するのが得意な人に向いている職種と言えます。
定年後も働きたい方、安定して長く働きたい方は警備員が最適です。
パート・アルバイト・契約社員・正社員などの雇用形態も選択できるので、ご自身のライフスタイルに合った働き方が可能です。
警備員として働く女性が増えています。
女性警備員(警備なでしこ)は物腰が柔らかく、きめ細かな対応が可能で、多くの警備会社が女性警備員を雇用したいと考えています。
全国警備業協会では、平成29年に女性警備員の愛称を「警備なでしこ」と制定いたしました。
警備会社に入社するための資格はありません。
一定の基準を満たした18歳以上の方で、責任感や社会貢献意欲、迅速で柔軟な判断能力をもつ人物が適しています。
警備員として仕事をするにあたり「新任研修」を受けることが、警備業法で義務付けられています。
セキュリティーワークは、社員に対して警備業務の基礎知識や関係する法令、トラブル発生時の対応方法、法律で規定された教育内容を実施します。
警備員の新任教育は、10時間以上の「基本教育」と、10時間以上の「業務別教育」で構成されています。
警備の仕事に関わりのある法律や心構え、事故の対処方法などの2号業務に関わる基礎的な内容を習得します。